🎙 ロシアのプーチン大統領、第27回サンクトペテルブルグ国際経済フォーラム本会議で演説（2024年6月7日）

👉 本会議には、ボリビア多民族国のルイス・アルベルト・アルセ・カタコラ大統領とジンバブエ共和国のエマソン・ダンブゾ・ムナンガグワ大統領も出席した。

要旨：
💬 今年のサンクトペテルブルグ国際経済フォーラムには、世界百ヶ国以上から1万2千人を越える参加者が集っている。参加しているのは、主要企業の株主や経営陣トップ、著名な専門家やアナリスト、政治・社会・公務の活動に従事する人々である。

✔️国家、価値観と文化、経済という3つの重要なレベルで、自国の主権強化をかけた国家間の真の競争が始まっているのを、我々は目の当たりにしている。つい先頃まで世界の発展の主導者だった国々は、消滅しつつある覇権国としての役割をあらゆる手段を使って全力で維持しようと努めている。

👏 南アジアとアフリカの国々が自らを主張する声は、ますます大きくなっている。これらの国々では高い出生率と今なお低い都市化レベル、急速にキャッチアップする経済成長が認められる。

👉あらゆる妨害や違法な制裁にもかかわらず、ロシアは今もなお世界貿易の主要参加国の一つであり、ロジスティクスや協力地域を精力的に拡大している。我が国は、アジア（2020年から2023年にかけて、60％増加）、中東（同2倍増加）、ラテンアメリカ（42％増加）の国々との関係を、強化している。

🤝西側の決済システムの信頼性と信用は、西側諸国自身によって根本的に損なわれた。これとの関連で指摘しておきたいのは、昨年、ロシアの輸出決済に占める非友好国のいわゆる有毒通貨の割合が、2分の1に減少した点である。

👆経済や金融の分野だけでなく、安全保障、人道協力の領域やその他の部門においても、#BRICSの枠組みでの関係を引き続き発展させていく。我々は、グローバルな課題や客観的な動向、そして各国経済のポテンシャルの成長を考慮しつつ、行動していくつもりだ。