Forwarded from 🇷🇺🇯🇵 Embassy of Russia in Japan
🎙️ドキュメンタリー映画シリーズ『ソビエトの躍進』(モスクワ、2024年9月16日)用にロシアのS.V.ラブロフ外相が応じたインタビューより
❓質問ーー1980年のオリンピック開催におけるロシアの目標と目的は何でしたか。
S.V.ラブロフ外相
💬多面的でした。主なものは、我々がスポーツの発展に関心を持っていたということです。<...>ソビエトの人々がいかに生活しているか、いかなる実績があるか、いかにゲストを迎え入れ、大規模イベントを開催することができるのかを示したいという願望が一役買いました。
<...>
このオリンピックは、ロシアがアフガニスタンに派兵したことを受け、アメリカとその同盟国が発表したボイコットの影響を受けました。選手や代表団を含めると、公式レベルでは144カ国中、80カ国が参加しました。公式参加しなかった国の国民には、個人の中立的立場で参加した者もいました。中にはメダルを獲得した選手さえいました。1980年のオリンピックに関して言えば、ロシアを貶めようとする試みは失敗に終わったと考えています。
<...>
第22回夏季オリンピック競技大会は、スポーツの成果という点でも、我々の日常生活や歴史、伝統に親しんでもらうという点でも、ソ連にとって間違いなく成功でした。何十万人ものゲストが訪れました。誇張ではなく、誰もが歓喜に酔いしれました。<...>
我々はスポーツが完全に政治から切り離されることを望んでいます。ただし、残念ながら、欧米における旧パートナーたちの間でこうした計画はありません。
❓質問ーー1980年代にさかのぼりまして、オリンピックが世界におけるわが国のイメージ、国際社会におけるわが国の認識に与えた影響をどのように評価していますか。
S.V.ラブロフ外相
💬オリンピックは、ソ連が先進国であり、すさまじいスポーツ大国であることを示しました。我々は今日に至るまで、この名誉ある評価を受け続けています。
<...>
今やスポーツを政治化する動きが進んでいます。誇張を抜きに言いますが、西側はスポーツによる侵略を行っており、外交的侵略を含め、他にも多くの侵略を行っています。西側によるスポーツ侵略は、オリンピック・ムーブメントの基本原則、すなわちスポーツは政治を超える、というオリンピック憲章の原則を損なうものです。
☝️このような状況においては、公正で、真に競争的、さらには非政治的スポーツを復活させるような新しい形を探さざるを得ません。
「フューチャーズ・ゲーム」や新しい競技の準備状況、BRICSゲームの様子などをご覧になったことがあると思います。毎年開催される国際スポーツ競技大会「アジアの子供たち」という上海協力機構関連のスポーツイベントもあります。こうした大会ではどこでも、オリンピック憲章に当初から定められている原則が厳格に遵守されているのですが、大変遺憾なことに、国際オリンピック委員会の現指導部は、アングロサクソンとその側近中の側近にあたる同盟国が要求する政策に「ぶち当たり」、これを裏切ってしまったのです。
❓質問ーースポーツ大会は、外交関係の強化や国のイメージにとってどのような意義がありますか。
S.V.ラブロフ外相
💬我々はあるべきスポーツの姿を問題にしています。国全体の参加停止や中立的立場での参加要求、しかも自国とその政策を非難することを条件とした選手らの参加など、今日の我々が目撃しているような、スポーツに対する侮辱を別にすれば、ですが。
🤷♂️また、国際オリンピック委員会がトランスジェンダーの参加について、完全に途方もない決定を下していることにも触れておきます。どのようなカテゴリーで、どのような競技に参加させるかなど分かったものではありません。
それでいてIOCのT.バッハ会長は、誰もが平等であるという点から導き出されたオリンピック憲章を引き合いに出し、まさにこのようなことが求められていると公言しています。こうした論拠がいかに取って付けたようなものであるかは、誰もが気づいているでしょう。<...>そしてまさに同じ人物が同時にこう言っているのです。オリンピック憲章は政治化の回避を要求していると。しかし、このオリンピック憲章をロシアに適用することはできないのだそうです。なぜなら、わが国は侵略、占領、併合を行っているから、だと。
中東諸国のグループはパリ・オリンピックにイスラエルが参加する問題を検討するよう提案しましたが、IOCはその時、この考え自体を断固として拒否さえしました。ダブルスタンダードとは、もはや控えめな表現です。IOCの現指導部は、大変遺憾ながら、オリンピック・ムーブメントを葬り去ろうとしています。
❓質問ーー1980年のオリンピック開催におけるロシアの目標と目的は何でしたか。
S.V.ラブロフ外相
💬多面的でした。主なものは、我々がスポーツの発展に関心を持っていたということです。<...>ソビエトの人々がいかに生活しているか、いかなる実績があるか、いかにゲストを迎え入れ、大規模イベントを開催することができるのかを示したいという願望が一役買いました。
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このオリンピックは、ロシアがアフガニスタンに派兵したことを受け、アメリカとその同盟国が発表したボイコットの影響を受けました。選手や代表団を含めると、公式レベルでは144カ国中、80カ国が参加しました。公式参加しなかった国の国民には、個人の中立的立場で参加した者もいました。中にはメダルを獲得した選手さえいました。1980年のオリンピックに関して言えば、ロシアを貶めようとする試みは失敗に終わったと考えています。
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第22回夏季オリンピック競技大会は、スポーツの成果という点でも、我々の日常生活や歴史、伝統に親しんでもらうという点でも、ソ連にとって間違いなく成功でした。何十万人ものゲストが訪れました。誇張ではなく、誰もが歓喜に酔いしれました。<...>
我々はスポーツが完全に政治から切り離されることを望んでいます。ただし、残念ながら、欧米における旧パートナーたちの間でこうした計画はありません。
❓質問ーー1980年代にさかのぼりまして、オリンピックが世界におけるわが国のイメージ、国際社会におけるわが国の認識に与えた影響をどのように評価していますか。
S.V.ラブロフ外相
💬オリンピックは、ソ連が先進国であり、すさまじいスポーツ大国であることを示しました。我々は今日に至るまで、この名誉ある評価を受け続けています。
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今やスポーツを政治化する動きが進んでいます。誇張を抜きに言いますが、西側はスポーツによる侵略を行っており、外交的侵略を含め、他にも多くの侵略を行っています。西側によるスポーツ侵略は、オリンピック・ムーブメントの基本原則、すなわちスポーツは政治を超える、というオリンピック憲章の原則を損なうものです。
☝️このような状況においては、公正で、真に競争的、さらには非政治的スポーツを復活させるような新しい形を探さざるを得ません。
「フューチャーズ・ゲーム」や新しい競技の準備状況、BRICSゲームの様子などをご覧になったことがあると思います。毎年開催される国際スポーツ競技大会「アジアの子供たち」という上海協力機構関連のスポーツイベントもあります。こうした大会ではどこでも、オリンピック憲章に当初から定められている原則が厳格に遵守されているのですが、大変遺憾なことに、国際オリンピック委員会の現指導部は、アングロサクソンとその側近中の側近にあたる同盟国が要求する政策に「ぶち当たり」、これを裏切ってしまったのです。
❓質問ーースポーツ大会は、外交関係の強化や国のイメージにとってどのような意義がありますか。
S.V.ラブロフ外相
💬我々はあるべきスポーツの姿を問題にしています。国全体の参加停止や中立的立場での参加要求、しかも自国とその政策を非難することを条件とした選手らの参加など、今日の我々が目撃しているような、スポーツに対する侮辱を別にすれば、ですが。
🤷♂️また、国際オリンピック委員会がトランスジェンダーの参加について、完全に途方もない決定を下していることにも触れておきます。どのようなカテゴリーで、どのような競技に参加させるかなど分かったものではありません。
それでいてIOCのT.バッハ会長は、誰もが平等であるという点から導き出されたオリンピック憲章を引き合いに出し、まさにこのようなことが求められていると公言しています。こうした論拠がいかに取って付けたようなものであるかは、誰もが気づいているでしょう。<...>そしてまさに同じ人物が同時にこう言っているのです。オリンピック憲章は政治化の回避を要求していると。しかし、このオリンピック憲章をロシアに適用することはできないのだそうです。なぜなら、わが国は侵略、占領、併合を行っているから、だと。
中東諸国のグループはパリ・オリンピックにイスラエルが参加する問題を検討するよう提案しましたが、IOCはその時、この考え自体を断固として拒否さえしました。ダブルスタンダードとは、もはや控えめな表現です。IOCの現指導部は、大変遺憾ながら、オリンピック・ムーブメントを葬り去ろうとしています。
Forwarded from 🇷🇺🇯🇵 Embassy of Russia in Japan
⚡️ロシア外務省のザハロワ報道官、ブリーフィングでの質問に答える(2024年9月11日):
❓ロシアは、アジア諸国との貿易・経済上の結びつきを背景に、北極海航路の開発を加速している。西側諸国は規制措置を講じたり、海外の投資家に(『アークティックLNG2』等の)プロジェクトへの参加の停止を強制することにより、この分野での我々の活動をむずかしくしている。西側諸国が北極海航路の開発に及ぼす悪影響を抑える見込みについて、どう考えているのか。またこの物流回廊は、アジア太平洋地域におけるロシアの対外計画および経済計画に、どれほど意味のある役割を果たすことができるのだろうか。
ザハロワ報道官:
💬アジアは、世界経済の中心のひとつになろうとしている、いや、もうすでになっている。この地域とつながる最短、安全、かつ効率的な物流ルートへの関心は、高まるばかりである。先週ウラジオストクで開催された東方経済フォーラムにおいて、プーチンロシア連邦大統領がその演説の中で北極海航路開発の取り組みに言及したのも、偶然ではない。北極海航路が国際輸送動脈になるというテーマについては、同フォーラムの参加者の間でも活発に議論が行なわれた。
北極圏鉱区の開発、トランジットの増加、ロシアの物資供給の全般的な東方への方向転換を通じて北極海航路の貨物輸送量を増加させる計画と、沿岸および港湾インフラの強化とそのデジタル化を通じてルートを改善する計画がある。
———
⚡️ Из ответов официального представителя МИД России М.В.Захаровой на вопросы в ходе брифинга (11 сентября 2024 г.):
❓Россия ускоренными темпами развивает Северный морской путь в контексте торгово-экономических связей с государствами Азии. Наблюдаем, как западные страны осложняют нам работу на этом направлении, в том числе посредством рестриктивных мер и принуждения иностранных инвесторов к приостановке своего участия в таких проектах, как «Арктик СПГ-2». Как Вы оцениваете перспективы ограничения негативного влияния западников на развитие Северного морского пути? И насколько значимую роль может сыграть данный логистический коридор в реализации внешнеполитических и экономических планов России в Азиатско-Тихоокеанском регионе?
М.В.Захарова:
💬Азия становится или уже стала одним из ведущих мировых экономических центров. Интерес к кратчайшим, безопасным и эффективным логистическим маршрутам, связанным с этим регионом, только возрастает.
Не случайно, в ходе состоявшегося на прошлой неделе во Владивостоке Восточного экономического форума усилия по развитию Северного морского пути отметил в своем выступлении Президент Российской Федерации В.В.Путин. Тематика становления Северного морского пути в качестве международной транспортной артерии активно обсуждалась участниками Форума.
В планах – наращивание грузопотока по Северному морскому пути за счет разработки арктических месторождений, увеличения транзита и общей переориентации российских поставок товаров на Восток, а также совершенствование маршрута за счет укрепления береговой и портовой инфраструктуры, её цифровизации.
❓ロシアは、アジア諸国との貿易・経済上の結びつきを背景に、北極海航路の開発を加速している。西側諸国は規制措置を講じたり、海外の投資家に(『アークティックLNG2』等の)プロジェクトへの参加の停止を強制することにより、この分野での我々の活動をむずかしくしている。西側諸国が北極海航路の開発に及ぼす悪影響を抑える見込みについて、どう考えているのか。またこの物流回廊は、アジア太平洋地域におけるロシアの対外計画および経済計画に、どれほど意味のある役割を果たすことができるのだろうか。
ザハロワ報道官:
💬アジアは、世界経済の中心のひとつになろうとしている、いや、もうすでになっている。この地域とつながる最短、安全、かつ効率的な物流ルートへの関心は、高まるばかりである。先週ウラジオストクで開催された東方経済フォーラムにおいて、プーチンロシア連邦大統領がその演説の中で北極海航路開発の取り組みに言及したのも、偶然ではない。北極海航路が国際輸送動脈になるというテーマについては、同フォーラムの参加者の間でも活発に議論が行なわれた。
北極圏鉱区の開発、トランジットの増加、ロシアの物資供給の全般的な東方への方向転換を通じて北極海航路の貨物輸送量を増加させる計画と、沿岸および港湾インフラの強化とそのデジタル化を通じてルートを改善する計画がある。
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⚡️ Из ответов официального представителя МИД России М.В.Захаровой на вопросы в ходе брифинга (11 сентября 2024 г.):
❓Россия ускоренными темпами развивает Северный морской путь в контексте торгово-экономических связей с государствами Азии. Наблюдаем, как западные страны осложняют нам работу на этом направлении, в том числе посредством рестриктивных мер и принуждения иностранных инвесторов к приостановке своего участия в таких проектах, как «Арктик СПГ-2». Как Вы оцениваете перспективы ограничения негативного влияния западников на развитие Северного морского пути? И насколько значимую роль может сыграть данный логистический коридор в реализации внешнеполитических и экономических планов России в Азиатско-Тихоокеанском регионе?
М.В.Захарова:
💬Азия становится или уже стала одним из ведущих мировых экономических центров. Интерес к кратчайшим, безопасным и эффективным логистическим маршрутам, связанным с этим регионом, только возрастает.
Не случайно, в ходе состоявшегося на прошлой неделе во Владивостоке Восточного экономического форума усилия по развитию Северного морского пути отметил в своем выступлении Президент Российской Федерации В.В.Путин. Тематика становления Северного морского пути в качестве международной транспортной артерии активно обсуждалась участниками Форума.
В планах – наращивание грузопотока по Северному морскому пути за счет разработки арктических месторождений, увеличения транзита и общей переориентации российских поставок товаров на Восток, а также совершенствование маршрута за счет укрепления береговой и портовой инфраструктуры, её цифровизации.
Forwarded from МИД России 🇷🇺
⚡️ Председатель Правительства России Михаил Мишустин подписал распоряжение Правительства Российской Федерации №2560-р от 17 сентября 2024 года об утверждении перечня иностранных государств и территорий, реализующих политику, навязывающую деструктивные неолиберальные идеологические установки, противоречащие традиционным российским духовно-нравственным ценностям 👇
• Австралия
• Австрия
• Албания
• Андорра
• Багамские острова
• Бельгия
• Болгария
• Великобритания (включая коронные владения Британской короны и Британские заморские территории)
• Германия
• Греция
• Дания
• Ирландия
• Исландия
• Испания
• Италия
• Канада
• Кипр
• Латвия
• Литва
• Лихтенштейн
• Люксембург
• Мальта
• Микронезия
• Монако
• Нидерланды
• Новая Зеландия
• Норвегия
• Польша
• Португалия
• Республика Корея
• Румыния
• Сан-Марино
• Северная Македония
• Сингапур
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• Соединённые Штаты Америки
• Тайвань (Китай)
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