近年ロシアで建設された空港を写真で見てみよう。いずれも、設計、内装などにユニークな特徴がある 🛫🛬💺🤩
✈️ ノヴィ・ウレンゴイ(ヤマロ・ネネツ自治管区)
2023年、ノヴィ・ウレンゴイに、チュム(ロシア北部の遊牧民の伝統的な住居)をかたどった珍しい空港が出現した。この都市は、ロシア最大のガス生産拠点であり、ヤマル半島の交通拠点でもある。
この空港は、ベラルーシ系イギリス人建築家アレックス・ビトゥスによって設計された。彼は、ロストフ・ナ・ドヌ空港の設計でも知られる。
ターミナルビルは、極北の気候を考慮して設計されており、暖房付きのジェットブリッジが3つ、バス用の暖房トンネル、最新の照明設備が備わっている。
🛸 トボリスク(チュメニ州)
シベリアのこの古都の空港は、2021年にオープンし、セミョン・レメゾフにちなんで命名された。彼は、18世紀初頭の地図製作者および旅行家だ。
設計は、ロシアのSkimen Studio社が担当した。同社は、チェリャビンスクの空港も設計している。空港の壁面には、この都市の歴史的な写真や彫刻が飾られている。同市の周辺は、イルトィシ川が、リボンのように曲がりくねって流れている。時間に余裕があれば、トボリスクについて語る音声ガイドを聞くこともできまる。
🛫 サラトフ(サラトフ州)
2019年、サラトフに新しい空港がオープンした。ソ連の宇宙飛行士ユーリー・ガガーリンにちなんで命名されたこともあり、ターミナルの建築の多くは、宇宙探査をテーマにしている。そのため、ターミナルでは、宇宙に関するインタラクティブな展示や、人工衛星「フォトンM」の模型を見ることができる。
このコンセプトは、モスクワの建築事務所「ASADOV」が考案した。
✈️ ウラン・ウデ(ブリヤート共和国)
ウラン・ウデのバイカル空港の新ターミナルは、2024年末にオープンした。そのデザインは、伝統的な仏教の仏塔のモチーフとブリヤート共和国の色調を反映している。内部では、バイカル湖を題材にしたブリヤートの画家たちの作品を鑑賞できる。このコンセプトは、モスクワの設計事務所「Dialectica」の建築家たちが発案した。
💺 ノヴォシビルスク
2023年初めに、ノヴォシビルスクで、トルマチェヴォ空港の新ターミナルがオープンした。モスクワの建築事務所「スピーチ」の建築家たちが、このプロジェクトに取り組んだ。デザインの主な要素は、LED 照明が組み込まれたタービン型の柱だ。ちなみに、建物内には、ノヴォシビルスク美術館の分館もあるので、飛行機を待つ間に絵画を鑑賞することもできる。
✈️ ユジノサハリンスク(サハリン州)
極東最大の空港が、昨年サハリンにオープンした。新ターミナルは、年間最大500万人の乗客を受け入れることができる。
このコンセプトは、サンクトペテルブルクのセルゲイ・シヴェドフの建築事務所が考案した。空港のシンボルは「ジオタグ」、つまり旅行者が地図上で使う幾何学図形のグラフィックだ。
🛸 チェリャビンスク(チェリャビンスク州)
チェリャビンスク空港の新ターミナルは、2021年から運用されている。ソ連の物理学者イーゴリ・クルチャトフにちなんで名付けられた。ターミナルのデザインには、この科学者の原稿や原子模型が用いられた。空港は、「Skimen Studio」で設計された。
🛩️ ケメロヴォ(ケメロヴォ州)
シベリアのケメロヴォ市の改装された空港は、2021年にオープンしている。宇宙飛行士アレクセイ・レオーノフにちなんで名付けられ、内部は宇宙風に装飾されている。乗客は、宇宙船「ボスホート2号」の模型と天井に輝く「星」を見ることができる。このコンセプトは、設計事務所「ASADOV」によって考案された。
📸
Marina Lystseva / TASS
ZapSibNeftekhim
Yegor Aleyev / TASS
Denis Sleptsov/Baikal International Airport
Yulia Bubnova / TASS
Sergei Krasnoukhov / Sputnik
Alexander Kondratyuk / Sputnik
Alexander Patrin / Sputnik
✈️ ノヴィ・ウレンゴイ(ヤマロ・ネネツ自治管区)
2023年、ノヴィ・ウレンゴイに、チュム(ロシア北部の遊牧民の伝統的な住居)をかたどった珍しい空港が出現した。この都市は、ロシア最大のガス生産拠点であり、ヤマル半島の交通拠点でもある。
この空港は、ベラルーシ系イギリス人建築家アレックス・ビトゥスによって設計された。彼は、ロストフ・ナ・ドヌ空港の設計でも知られる。
ターミナルビルは、極北の気候を考慮して設計されており、暖房付きのジェットブリッジが3つ、バス用の暖房トンネル、最新の照明設備が備わっている。
🛸 トボリスク(チュメニ州)
シベリアのこの古都の空港は、2021年にオープンし、セミョン・レメゾフにちなんで命名された。彼は、18世紀初頭の地図製作者および旅行家だ。
設計は、ロシアのSkimen Studio社が担当した。同社は、チェリャビンスクの空港も設計している。空港の壁面には、この都市の歴史的な写真や彫刻が飾られている。同市の周辺は、イルトィシ川が、リボンのように曲がりくねって流れている。時間に余裕があれば、トボリスクについて語る音声ガイドを聞くこともできまる。
🛫 サラトフ(サラトフ州)
2019年、サラトフに新しい空港がオープンした。ソ連の宇宙飛行士ユーリー・ガガーリンにちなんで命名されたこともあり、ターミナルの建築の多くは、宇宙探査をテーマにしている。そのため、ターミナルでは、宇宙に関するインタラクティブな展示や、人工衛星「フォトンM」の模型を見ることができる。
このコンセプトは、モスクワの建築事務所「ASADOV」が考案した。
✈️ ウラン・ウデ(ブリヤート共和国)
ウラン・ウデのバイカル空港の新ターミナルは、2024年末にオープンした。そのデザインは、伝統的な仏教の仏塔のモチーフとブリヤート共和国の色調を反映している。内部では、バイカル湖を題材にしたブリヤートの画家たちの作品を鑑賞できる。このコンセプトは、モスクワの設計事務所「Dialectica」の建築家たちが発案した。
💺 ノヴォシビルスク
2023年初めに、ノヴォシビルスクで、トルマチェヴォ空港の新ターミナルがオープンした。モスクワの建築事務所「スピーチ」の建築家たちが、このプロジェクトに取り組んだ。デザインの主な要素は、LED 照明が組み込まれたタービン型の柱だ。ちなみに、建物内には、ノヴォシビルスク美術館の分館もあるので、飛行機を待つ間に絵画を鑑賞することもできる。
✈️ ユジノサハリンスク(サハリン州)
極東最大の空港が、昨年サハリンにオープンした。新ターミナルは、年間最大500万人の乗客を受け入れることができる。
このコンセプトは、サンクトペテルブルクのセルゲイ・シヴェドフの建築事務所が考案した。空港のシンボルは「ジオタグ」、つまり旅行者が地図上で使う幾何学図形のグラフィックだ。
🛸 チェリャビンスク(チェリャビンスク州)
チェリャビンスク空港の新ターミナルは、2021年から運用されている。ソ連の物理学者イーゴリ・クルチャトフにちなんで名付けられた。ターミナルのデザインには、この科学者の原稿や原子模型が用いられた。空港は、「Skimen Studio」で設計された。
🛩️ ケメロヴォ(ケメロヴォ州)
シベリアのケメロヴォ市の改装された空港は、2021年にオープンしている。宇宙飛行士アレクセイ・レオーノフにちなんで名付けられ、内部は宇宙風に装飾されている。乗客は、宇宙船「ボスホート2号」の模型と天井に輝く「星」を見ることができる。このコンセプトは、設計事務所「ASADOV」によって考案された。
📸
Marina Lystseva / TASS
ZapSibNeftekhim
Yegor Aleyev / TASS
Denis Sleptsov/Baikal International Airport
Yulia Bubnova / TASS
Sergei Krasnoukhov / Sputnik
Alexander Kondratyuk / Sputnik
Alexander Patrin / Sputnik
モスクワの9歳のチェス選手が世界記録を樹立 ♟️🏆👏🏼
モスクワのチェス選手ロマン・ショグジエフ(9歳)が、インターナショナルマスター(International Master, IM)の基準を世界最速でクリアした。
インターナショナルマスターのタイトルを獲得するには、国際大会において2450相当の成績(IMノーム)を3回達成しなければならないが、彼は、ベオグラードでのトーナメントで、1回目を達成している。
ロマンはまた、このスポーツの主な技能指標であるイロレーティングで、10歳未満で2300を超えた世界でも数少ないチェス選手の一人でもある。
インターナショナルマスターのタイトルは、グランドマスターのそれに先立つもので、後者もやはり一定の基準を満たさなければならない。史上最年少のグランドマスターは12歳だ(ロシアのチェス選手セルゲイ・カリャキンとアメリカのアビマニュ・ミシュラ)。
ロマンは現在、10歳未満の選手によるクラシックチェスとブリッツ(早指しチェス)の世界チャンピオンだ。2023年には8歳未満の世界チャンピオンとなり、2022年にはヨーロッパチャンピオンになっている。
将来、ロマンは、元世界チャンピオンのマグヌス・カールセン(ノルウェー)と試合をすることを夢見ている。
ロマンにチェスを教えたのは父だ。少年が、偶然、バルコニーでチェス盤を見つけたのがきっかけで、当時、少年はまだ4歳だった。彼は、最初は、故郷のエリスタ(カルムイク共和国の首都)のスポーツクラブに通っていたが、その後、モスクワに移り、両親と暮らしている。
少年の父は、チェスとはとくに関わりをもたず、銀行業界で働いているが、彼の父(つまりロマンの祖父)は、カルムイク共和国のチャンピオンだった。
ロマンは、通常の学校の3年生として遠隔学習しており、チェス部にも参加している。余暇には水泳もしている。
モスクワのチェス選手ロマン・ショグジエフ(9歳)が、インターナショナルマスター(International Master, IM)の基準を世界最速でクリアした。
インターナショナルマスターのタイトルを獲得するには、国際大会において2450相当の成績(IMノーム)を3回達成しなければならないが、彼は、ベオグラードでのトーナメントで、1回目を達成している。
ロマンはまた、このスポーツの主な技能指標であるイロレーティングで、10歳未満で2300を超えた世界でも数少ないチェス選手の一人でもある。
インターナショナルマスターのタイトルは、グランドマスターのそれに先立つもので、後者もやはり一定の基準を満たさなければならない。史上最年少のグランドマスターは12歳だ(ロシアのチェス選手セルゲイ・カリャキンとアメリカのアビマニュ・ミシュラ)。
ロマンは現在、10歳未満の選手によるクラシックチェスとブリッツ(早指しチェス)の世界チャンピオンだ。2023年には8歳未満の世界チャンピオンとなり、2022年にはヨーロッパチャンピオンになっている。
将来、ロマンは、元世界チャンピオンのマグヌス・カールセン(ノルウェー)と試合をすることを夢見ている。
ロマンにチェスを教えたのは父だ。少年が、偶然、バルコニーでチェス盤を見つけたのがきっかけで、当時、少年はまだ4歳だった。彼は、最初は、故郷のエリスタ(カルムイク共和国の首都)のスポーツクラブに通っていたが、その後、モスクワに移り、両親と暮らしている。
少年の父は、チェスとはとくに関わりをもたず、銀行業界で働いているが、彼の父(つまりロマンの祖父)は、カルムイク共和国のチャンピオンだった。
ロマンは、通常の学校の3年生として遠隔学習しており、チェス部にも参加している。余暇には水泳もしている。
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サンクトペテルブルクにオープンした世界最大のスケートリンクの雰囲気 ⛸️⛸️😍
📽️ アンナ・ソロキナ
📽️ アンナ・ソロキナ
なぜ1️⃣月2️⃣5️⃣日が「タチアナの日」なのか?
「聖タチアナの日」は、正教会で1月25日に祝われる。
彼女は、ローマで生まれ、226年のこの日に殉教したと伝えられており、ロシアでは古くから崇敬されてきた。
「タチアナの日」に人々は、カラヴァイ(円形の大きなパン)を焼き、その日の天気などで吉凶を占った。
☀️ 晴天 ➡️ 鳥が南方から早く戻ってくる
🌬️ 吹雪 ➡️ 作物は不作
この日とその前後に生まれた女児は、タチアナと名付けられることが多かった。
そして、女帝エリザヴェータ・ペトローヴナが、ロシア初の大学、つまりモスクワ大学の創立に関する法令に署名したのは、1755年1月25日のことだ。
聖タチアナは、すべての学生の庇護者としてされており、「タチアナの日」には、学生たちは勉学の成功と知性の涵養をこの聖人に祈る。
2005年には、1月25日は、公式の祝日「ロシアの学生の日」になった。
「聖タチアナの日」は、正教会で1月25日に祝われる。
彼女は、ローマで生まれ、226年のこの日に殉教したと伝えられており、ロシアでは古くから崇敬されてきた。
「タチアナの日」に人々は、カラヴァイ(円形の大きなパン)を焼き、その日の天気などで吉凶を占った。
☀️ 晴天 ➡️ 鳥が南方から早く戻ってくる
🌬️ 吹雪 ➡️ 作物は不作
この日とその前後に生まれた女児は、タチアナと名付けられることが多かった。
そして、女帝エリザヴェータ・ペトローヴナが、ロシア初の大学、つまりモスクワ大学の創立に関する法令に署名したのは、1755年1月25日のことだ。
聖タチアナは、すべての学生の庇護者としてされており、「タチアナの日」には、学生たちは勉学の成功と知性の涵養をこの聖人に祈る。
2005年には、1月25日は、公式の祝日「ロシアの学生の日」になった。
ロシアで空飛ぶ車のコンセプトが公開 🪶
未来型交通機関のデザインを担当したのは、フィラートフ設計局。
IF-9の名称を付与されたこの空飛ぶ車は、自動車とクアッドコプターを合体させたような乗り物だ。開発者いわく、最大の特徴はそのレイアウトにあるという。
エンジンは電気、油圧、水素など、あらゆるエネルギー源に対応可能としている。
また、乗客の安全のために、車内のカプセル型のキャビンには射出装置が備わっている。
こんな空飛ぶ車、いかがだろうか?
📸 dkb-filatov.ru
未来型交通機関のデザインを担当したのは、フィラートフ設計局。
IF-9の名称を付与されたこの空飛ぶ車は、自動車とクアッドコプターを合体させたような乗り物だ。開発者いわく、最大の特徴はそのレイアウトにあるという。
エンジンは電気、油圧、水素など、あらゆるエネルギー源に対応可能としている。
また、乗客の安全のために、車内のカプセル型のキャビンには射出装置が備わっている。
こんな空飛ぶ車、いかがだろうか?
📸 dkb-filatov.ru
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白鳥の(凍った)湖🩰🧊
📽️ Ruptly; マリインスキー劇場のバレエダンサー、イルミラ・バガウティディノヴァ
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1️⃣月2️⃣9️⃣日は作家であり医師でもあったアントン・チェーホフの誕生日
チェーホフ(1860~1904年)は、大長編は書いていないが、500以上の短編小説と17の戯曲を著している。
戯曲のいくつかは、現在でも世界中の劇場で上演されている。
では、彼の必読の作品は? 👀
チェーホフ(1860~1904年)は、大長編は書いていないが、500以上の短編小説と17の戯曲を著している。
戯曲のいくつかは、現在でも世界中の劇場で上演されている。
では、彼の必読の作品は? 👀